小学校のお受験



●国立小学校のお受験

小学校受験は年々受験者数が増加しています。国立小学校は全国に73校あり、附属でありながら大学まではエスカレーターで進学できません。

○国立小学校のお受験の特徴

・通学エリア内でないと受験できない。

・抽選がある。

・コネが効かない。

・願書に親の学歴や職業欄がない。

・入学金が不要なため、私立と比較して経済的負担が軽い。

国立は一部地域を除き基本的に各県に1つしかありません。抽選で当たる確立は全国平均2倍〜3倍です。しかし、「お茶の水女子大学附属小学校」「筑波大学附属小学校」「東京学芸大学附属竹早小学校」は通学区が東京23区と広いため抽選や入試の倍率もかなり高くなっています。

国立小学校の入試のシーズンは、国立は11月下旬から12月上旬。関西の国立は翌年の1月下旬から2月上旬がピークです。選考方法は、学習能力(ペーパー試験)や運動能力を見ます。

国立小学校のお受験は、本人の能力や実力以外に運が大きく左右します。「運が良ければ入学できる」と割り切って受験に臨むことが肝心です。

●私立小学校のお受験

私立の小学校には大きく分けて、私立大学附属・私立高校附属・私立中学附属の3種類があります。人気があるのは有名大学の附属小学校です。お受験の世界でも大学の偏差値に比例して附属の難易度は高くなります。私立の入試シーズンは10月中旬から11月下旬ごろとなっています。

私立小学校のメリットは、親が自分の子にあった校風の学校を選択できることと、施設が充実していることがあげられます。また、大学附属の場合、小中(高大)一貫校が多いため、激しい受験戦争に巻き込まれることなく、大学までエスカレーター式で行けるという点も見逃せません。

○私立小学校の試験

・ペーパー試験〜○×などのマークで正解だと思うものに印を付ける形式。

・個別考査〜試験官が子どもと1対1で、カードやパネル、物などを使い出題。

・グループ考査(行動観察)〜集団の中で自由に遊ばせて協調性を見たり、課題を与えてその行動を観察する。

・運動能力考査〜体操、スキップ、ケンケン、ボール投げ、障害物レース、縄跳び、平均台、跳び箱、マット運動などを行う。

・絵画制作・音楽実技〜出題された内容に沿って絵を描く。ピアノ・オルガンなどの演奏をする。

・面接〜「お子さまの面接」「保護者面接」「親子面接」「母子面接」などがある。

私立小学校のお受験の合否は試験の結果のみではなく、家庭環境や家柄やコネなどもかかわってきます。しかし、子どもが優秀でしっかりと躾をすることができた親ならば狭き門を突破することは不可能ではありません。

なお、私立小学校は公立と比べると、入学金や授業料、施設維持費などがかなり高額になります。学校を選ぶ際には、その点も考慮する必要があるでしょう。

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